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東京セブンアニメ きっちり当てるスクウェア・エニックスのアニメ化戦略

きっちり当てるスクウェア・エニックスのアニメ化戦略

2月3日にデジタルハリウッド大学で行われた「アニメ・ビジネス・フォーラム+2011〜アニメ・ビジネスの再構築、各社の戦略を斬る〜」

アニメ・ビジネスについての戦略を語ってもらうフォーラムの中から、スクエアエニックスの記事をまとめてみました。(元記事はこちら
<講演者>スクウェア・エニックス クロスメディア事業部 倉重宣之プロデューサー

◆スクウェア・エニックス出版部門
人員150名弱。
コミックス売り上げは出版社別で第4位
(集英社、講談社、小学館、スクエニ)

発行しているコミック雑誌
「月刊少年ガンガン」「月刊Gファンタジー」「ヤングガンガン」「月刊ガンガンJOKER」
主な作品「鋼の錬金術師」(累計5000万部)

雑誌とは別に購読無料のWeb雑誌「ガンガンONLINE」
ここでは連載は無料で読めて、好きな作品をコミックで購入してもらう。

スクウェア・エニックスのアニメ化戦略
「アニメ化はビジネス」
「スケール感をきっちり測って当てている」

まずはじめに出版業界の現状
「雑誌は売れない」「気に入ったコミックだけを買う」というトレンドが定着。雑誌がカタログ状態になっていて、多くの出版社は原価割れで雑誌を発行。単行本で勝負するため、上位の人気作品にしっかり稼いでもらう。そのための「アニメ化」。

<ハガレンの場合>
アニメの放送前は15万部のヒット作
アニメ化によって150万部という10倍の大ヒット作になった。

スクエニの戦略「アニメ化はビジネスである」
アニメ化後にそのタイトルがどれだけの金額を生み出すのかを推定し、その上でアニメに投資する上限金額を算定している。いくつもの作品をアニメ化したため、その作品のスケール感をきっちり測定する事ができる。
アニメの制作会社などと上下関係なく、時には原作者に裏設定資料を作ってもらうなど「信頼関係」を形成する。クロスメディア部は公平で中立的に仕事をこなしている。

スクエニと一緒にアニメを展開した人は「宣伝協力が素晴らしい」と口を揃える。スクエニは販促部隊が大活躍し、宣伝費を投じて立て看板やポスターなどを制作。アニメPVも自社経費で制作し、1クールごとに内容を変えて誘導をかけている。

スクウェア・エニックスのアニメ3原則
「利益誘導」「真摯な協力」「がっつりと宣伝する」
さらに原作者がファンとともに培ってきたものを守りつつ「攻める」。バランスよくオールハッピーなプロジェクトを目指している。

以前、儲かるアニメの作り方でスクウェア・エニックスのプロデューサー田口浩司氏の講演も紹介したことがあるけど、やっぱり同じようなことを言ってた。
社としての方針や戦略がしっかり固まっているんだろうね。

儲かるアニメの作り方

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