コクリコ坂からCGメイキングセミナー

デジタルハリウッド大学(秋葉原)で行われたスタジオジブリの「コクリコ坂から」のCGメイキングセミナーに参加してきました。
スタジオジブリのCGクリエイター三好紀彦さんの講演です。

ジブリではCGを意識させないようCGを使うという点にかなり苦労されているようです。
そこには生産性とか効率ということは考えず、いかに表現したいことを実現できるか、制作をしながらもテストや実験、専用ツールの開発までされてます。 続きをよむ »

『借りぐらしのアリエッティ』制作エピソード

スタジオジブリ制作秘話まとめ(2/8)
スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫のインタビューより

宮崎駿vs鈴木敏夫企画は宮崎駿の案。メアリー・ノートンの原作『床下の小人たち』
当初は鈴木の企画で別の作品が進んでいたが、他人の企画に乗りたがらない宮崎はある日突然それまでの企画を全部ひっくり返す。
高畑勲と宮崎駿の2人が40数年前に「これをやりたい!」と考えたのがアリエッティの企画。
企画をひっくり返された鈴木は面白くないが、32年も一緒にやっているのでマトモに喧嘩するのはつまらない。
「言い出しっぺなんだから、その責任も取れ」という形でやり返す。

監督を若手・米林宏昌に任せた理由
宮崎が立てた「ジブリの5年間の経営計画」により3年間で2本の映画を作ることにした。(いつも2年で1本)
その理由は
”世の中が激動していて、明日何が起こるか分からない。
そういう時には若い人で、勢いのある作品を2本連続で作るべきなんじゃないか、
そしてその後、超大作をやろうよ、なんてことを考えたんです。”

米林監督を選んだのは鈴木
若手に監督がいないということをお互い分かっているくせに宮崎が「鈴木さん、監督はどうするんですか」と僕を会社の責任者として扱う。
悔しいので宮崎駿にとってはとても大事なスタッフだった米林を選んだ。
「麻呂(米林のこと)の名前を出せば宮さんが困るだろう」と(笑)。
アニメーターとしての麻呂は宮さんのスタッフになるが、監督になるとその瞬間ライバルになる。

ジブリ砲

他局では、金曜ロードショーで放送されるスタジオジブリの作品のことを「ジブリ砲」よぶらしいw
ジブリ砲とまでよばれるその破壊力はコンスタントに20%前後(17~23%)の視聴率を記録しているとか。 続きをよむ »

ポニョ、意外な低視聴率

先週5日の金曜ロードショーは『崖の上のポニョ』
このポニョの視聴率が29.8%で日テレは真っ青だとか。

歴代ジブリ作品 地上波初登場時の視聴率
1位 46.9% 03年 『千と千尋の神隠し』
2位 35.1% 99年 『もののけ姫』
3位 32.9% 06年 『ハウルの動く城』

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天空の城ラピュタの階層構造

天空の城ラピュタ階層構造について、ラピュタの設定資料をみると天空の城にはいくつかの階層からできることがわかる。

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天空の城ラピュタの階層
天辺=神殿
第1層=天帝のいる界
第2層=騎士の界 12神将の塔
第3層=エデンの園
第4層=人民
下界

http://www.zewebanim.com/miyazaki.htm

天空の城で池(水槽?)に逃げ込む動物がでてくるけど、あの動物は何世紀か前まで実際に地球上に生息していた(天空の城ラピュタ 絵コンテ集より)。
映画として一つの世界観を作るのって大変な作業だけど、その分、人の想像力の豊かさが見えるのが面白いね。

男鹿和雄展

男鹿和雄展があるよ

東京都現代美術館
2007/7/21(土)~9/30(日)

スタジオジブリの絵職人・美術監督の男鹿和雄さんの展覧会だね。知らず知らずのうちに物語に入り込めるのは、気がつかないほど自然に緻密な舞台背景画があるから。

映像ではわからない美術の素晴しさが堪能できそうでたのしみ。ただ、ちょっと遠いんだよね。

脳みそに釣り糸を垂らす

宮崎駿監督が出演した番組で、とても印象的な言葉「脳ミソに釣り糸を垂らす

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案が浮かぶのを待っている、でもただ待っているだけじゃなくて、なんとか引き出そうとしている苦労を上手く表現した言葉だと思った。

アイデアが浮かんでくるのは“右後頭部”だそうで、理由はそこに疲れを感じるからなんだって。

もう一つ「理想を失わない現実主義者にならないといけない」理想の無い現実主義者ってのは最低ってことなんだって。監督という立場では、スタッフに自分の理想を伝えることも重要なことなんだね。

宮崎駿 プロフェッショナル-仕事の流儀

今度の火曜日(3/27)NHK「プロフェッショナル-仕事の流儀」に宮崎駿監督が登場!日テレじゃないよw

ジブリの製作現場も面白いよね。作品作りに徹底的に追求する姿勢が凄いなぁと思う。前に『もののけ姫』のメイキングビデオ『もののけ姫はこうして生まれた』を見たんだけど、これも良かった。

動きつける、色を塗る、といったアニメーションの基本的な作業がこんなに緻密に考えられていたなんてね。また、手に湿布を張りながら作画する監督も痛々しい。そうした大勢の苦労が一つの作品になったからこそ、ああして評価されるんだよね。

NHKではどんな話が聞けるのか楽しみ。

東京セブン
Tokyo-7